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The Quince

~マルメロ~

“The Quince”

マルメロ(Cydonia oblonga)はリンゴやナシと同じ果物の家族に属していますが、日本のマルメロ(Chaenomeles属の3種)と中国のマルメロ(Pseudocydonia sinensis、日本ではかりん)では区別されます。もともとは西アジア、アゼルバイジャン、トルコ、ジョージア、イラン北部からアフガニスタンまで、このマルメロは、さまざまな気候で成長することができます。イギリスでさえも、多くの古い庭園で1、2本のマルメロの木が育っていたのが見られました。江戸時代にポルトガルから日本に伝わり、現在はポルトガル語を語源としたマルメロとして知られています。現在では、長野県で栽培されています(この記事の最後にあるリンクをご参照ください)。

 

このマルメロが人々を魅了するのは、かりんとは異なり、香水、バニラ、柑橘類、リンゴの繊細なブレンドのような独特の香りにあります。

 

マルメロは晩秋に収穫され、いくつかの品種は調理を必要とせず、生で食べることができますが、ほとんどのものは、霜で果実が熟し腐敗しているものでない限り、生で食べるにはとても硬く、収斂性、酸味があります。果肉を砂糖で40分間ほど漬けると、黄白色から美しい濃いローズピンクに変わり、ジャム、ゼリー、プリンに最適です。

 

英語の「マーマレード」は、もともとマルメロジャムを意味し、この果物のポルトガル語であるマルメロに由来します。実際には、ポルトガル人がMarmalade(マルメラーダ)と呼ぶもので、これはマルメロから作られた、固くて粘着性があり、甘い赤みがかった硬いペースト状のものです。スペインとポルトガルの両方でさまざまなレシピで使用され、サンドイッチに挟んだり、チーズと一緒に食べられます。

 
マルメロジャム https://cnz.to/recipes/jams-nut-butters/quince-jelly-recipe/

 
マルメラーダ https://en.wikipedia.org/wiki/File:Dulce_de_Membrillo.jpg



 
長野県で栽培されているマルメロ https://item.rakuten.co.jp/shizendo/529632/
 
トップ画像 / "Hopes Grove Nurseries"より引用

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このブログの名前でもあり、1つ目のパートである’Out of the Blue’ではあまり知られていないことや、ちょっと変わった事柄について紹介します。2つ目は’A Good Idea?’というタイトルで、世界中に溢れる「ためになる情報」を様々な事例と共に紹介します。これら2つのパートは実際のレッスンでも使用しています。