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Samfundssind

~サンファンドシンド~

 

デンマーク語審議会とラジオ局P1が選ぶ「今年の言葉」に選ばれたSamfundssindは、多くのデンマーク人にとって、Covid-19への対応を示す言葉となっています。 「samfund」(社会)と「sind」(心)の複合名詞である「samfundssind」の歴史は1936年にさかのぼります。昨年3月11日にメッテ・フレデリクセン首相が記者会見で、国を閉鎖するための最初の大規模な対策を発表した際に使用された言葉で、「集団的責任」と「コミュニティ・スピリット」という2つの意味に基づいていると説明しています。
 

デンマーク言語審議会の主任研究員であるマリアンヌ・ラッチェ氏によると、デンマークのメディアにおけるsamfundssindの使用は、2月の23件から3月には2,855件へと急増しました。この言葉が再導入され、ハッシュタグが付けられ、ソーシャルメディア上で拡散されると、オールボー大学政治学研究所のクリスティアン・コングショイ氏などの研究者たちは、この言葉がどれほど広く採用されるかに興味を持ちました。コングショイ氏は、3月下旬に行われた1,020人の市民を対象とした調査で、世代間で行動に目立った違いがないことを発見しました。「#samfundssind」とタグ付けされた投稿には、地域のボランティアの活動や、地元のビジネスを支援するよう呼びかけるなど、大小の親切な行為が見られました。

コペンハーゲン大学の研究者たちは、2020年3月から4月にかけて、Facebook上で地域支援プロジェクトのための250以上の新しいボランティアグループを記録しました。また、コペンハーゲンの広々としたランドマークであるテーマパークのチボリやコペンハーゲン動物園などは、流行の最悪の時期に在宅労働者を助けるために、一時的な幼稚園や保育園に切り替えられました。

 

この記事は、「Samfundssind」と題された記事を翻訳したものです。2020年8月4日にBBCのウェブサイトに掲載されたMark Johansonの記事「How a long-forgotten word rallied a nation」を翻案したものです。



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